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2015/09/10

「赤坂ラーメン」のストロングサトウ、破産手続き開始決定

ストロングサトウと関連会社のエスニックフーズは9月2日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には岩崎文裕弁護士(米川総合法律事務所)が選任された。ストロングサトウは昭和56年1月に個人事業として赤坂で始めた屋台ラーメンが前身で、「赤坂ラーメン」の屋号で事業を展開していた。行列ができる店として知られ、代表者自身もテレビ東京系で放映されていた「TVチャンピオン」のラーメン職人選手権に出演するなどして、平成17年9月期には売上高約2億円をあげていた。しかし、他店との競合激化でで売上が減少し、23年9月期には売上高約8000万円に落ち込み、その後も減収に歯止めがかからず今回の措置となった。エスニックフーズは関連会社としてストロングサトウに連鎖したもの。なお、現在の赤坂ラーメンは別会社が経営しており、現在も通常通り営業している。帝国データバンクおよび東京商工リサーチによると、負債は現在調査中。(M&A Times 2015/9/9)

これはM&Aではないですが、個人的にショックなニュースです。赤坂ラーメンは、九州の豚骨ラーメンとは違った、ドロッとした汁にキムチやチャーシューが載っている強烈なラーメンで、東京での濃厚な豚骨ラーメン(これは福岡のラーメンより濃いです)のはしりのようなラーメンでした。確か私が社会人2,3年目の頃(25年以上前)ですが、今の赤坂の山王パークビルがあるところは空地で、そこに赤坂ラーメンはライトバンで毎晩屋台を出してましたが、大人気でいつも長蛇の列でした。当時、私は霞ヶ関で働いていたので、帰り道に時々寄って赤坂ラーメン食べてました。どんぶりをその場で洗うことをせず、持ってきたどんぶりを一回り使ったらそこで営業終了、ということだったので、屋台が開いているのは2-3時間だったように覚えています。その後、当時の日商岩井のビルの並びに店舗を構えたので、夜中まで営業できるようになり、私は深夜車で駆けつけたりしてました。また、数年して赤坂の繁華街の方に移転してからは、私も足が遠のきました。(赤坂自体あまり行かなくなったので)

飲食、特にラーメンと言う業態は、非常に競争が厳しく、流行り廃りも激しいので、ここまでもったのは客観的に考えれば、よく頑張ったのかもしれません。M&Aのバリュエーションも普通の業態のマルチプルをEBITDAの5-6倍とすると、ラーメンは3-4倍、どうかしたらもっと下、ということもあります。赤坂ラーメンも、始めたころは、東京の豚骨ラーメンもライバルが少なかったと思いますが、今ではラーメン業界はライバルが溢れている激戦区です。業界のリスクは非常に高く、それがM&Aのバリュエーションの低マルチプルに反映されていると思われます。(2015/9/10)

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